第二十五章 レイチェルの杞憂
Maple Strategy 24 chapter
銀「久しぶりだね、レイチェル。俺だよ、銀河だよ」
弩「・・・!!!え・・・えぇぇ!?」
弩兵が口をパクパクと動かすが、声にならない。レイチェルもまた、驚愕の声を出した
レ「ほ、本当に、銀河…なのか?」
銀「はは…そう驚愕しなくてもいいよ、レイチェル、俺の声も忘れちゃったのかい?」
レ「何と…いうことか」
文字通り、レイチェルは絶句した。それほどレイチェルにとって銀河との再会は心に響いたのである
レ「銀河が王に…しかも「五冠」に…」
苦笑交じりの声で、銀河も言う
銀「レイチェルが驚くのも無理はないよ…;最初は俺も驚きの連続だったから…」
弩「レイチェル…ここでこんなこと聞くのもなんだけど、「魂の王」になる基準というのは…?」
レ「うむ…最初に言った通りそれはそのときの心境が問題なのだ。たいていの場合はとんでもない事を遣り残して亡くなった、ライバルと戦って敗れ、強い憤慨、怒りなどの感情を持っていたとき、その魂は「魂の絶対世界」吸い寄せられることが多い」
弩「つまり…」
銀「俺はバルログにやられる時に、強い念を抱いていた、ということになるんだ。残念ながら何を考えていたのはまったく思い出せないのだが…」
レ「というわけだ」
弩「成程…」
ま「まぁ、誰かさんと性格は似たのか、すっげー性悪でかなり苦労させられてるよ」
レ「誰のことかな…ん〜?」
ま「じょ、冗談でありますハイ」
銀「誰のことかな…ん〜?」
ま「そ、そういうのをいじめっていうんじゃないかな」
弩「あははははwww」
弩「はは…あ、ところで」
ま「ん?」
弩「さっきヘネシス中央上空で光の束が爆発しましたがあれは・・・」
ま「ギクッ!」
弩「ぎくっ?」
ま「あ、いや…えーと…ああ!ホラ、きっと花火大会だったんだよ!なぁ銀河!」
銀「え?ああ!そうとも!うん」
弩「光の束、「桔梗」色でしたけど…」
弩兵の目が細くなり、ますっぺの方に視線がロックする。勿論、ますっぺの周りを舞っている、「桔梗」の炎へと」
ま「ぅ…」
弩「じ――――――――――」
ま「ぇ…ぇぇと…たぶん見間違いかなんか…」
弩「じ――――――――――――――――」
更に目が細くなる
ま「ぐぅ…ぅぅ…」
弩「じ――――――――――――――――――――――――」
ま「わ、わかった!!い、いうからそんなに細い目で見ないでくれ!!」
弩(ふっ…折れたか)
ギュピィーンと弩兵の目が光る。後にますっぺはこの日の弩兵の目線を「まるでヒャダ○コを連射されたような冷たさを感じた」と評している
「さあどうぞ!」といわんばかりにニコニコと満面の笑顔をしている弩兵を見て、げっそりしながらも話し始める
ま「あれは「追跡対回」といって―」
オルビス―ギルド殿堂
こちらはネビリム、シャルルペア。オルビスはビクトリアから距離があるため、「追跡対回」の波動が届いていない
が・・・
ネ「はぁ?」
シ「えぇ?」
なんとも間の抜けた声を出して、二人が立ちつくす。何事かとギルド受付が覗き見るが、意にも解さないようにギルド帳を眺めやっている
ネ「シャルル・・・」
シ「ネビリム・・・」
ネ、シ「これ、どういうことだ!?」
二人の見ている先にあるのは、1つのギルド。「炎の揺らぎ」とかかれた、紫の炎が灯るギルドだった
そこにはこう書かれている
マスター 弩兵B
副マスター ロスカボス
ギルド員 知夏
ネ「おいおい・・・」
シ「・・・」
ネ「この「ロスカボス」って間違いなくピエトロsの契約者だよな」
シ「ええ、おそらくは・・・」
ネ「この「知夏」って間違いなくヒューリsの契約者だよな」
シ「ええ、おそらくは・・・」
ネ「こんな位の高い王達をまとめてる弩兵ってのはどこのどいつだ!?」
シ「さぁ^^;」
ネ「探し出してたっぷりお話してやんねーとな」
シ「まあまあおさえておさえてwなんか変なオーラでてるよw」
シ「単純に、内緒すれば早いんじゃない?」
ネ「あ、そうか。流石シャルル。頭いいな」
シ「少しは頭使いなさいwまあお馬鹿な契約者を持ってると嫌でもこうなるわねw」
ネ「むぅ、さっそくかけてみるか」
プルルルルル・・・プルルルルル
銀「それでですね・・・」
チャーチャララーチャララーラーラー♪
ま「電話ですよ」
銀「ですね」
弩「あ、ハイ」
ガチャ
ネ「!つながった!」
弩「もしも〜し」
シ「でたようね」
弩「なんでしょーか?」
ネ「貴方が弩兵s?」
弩「そーです」
ネ「炎の揺らぎ」のギルマス?」
弩「そーです」
またぽかーんとなる。おかしい、ありえない。なんでこんなのんびりしたような奴がピエトロsとヒューリsを傘下につけられるんだ。絶対間違っている
ネ「弩兵sは誰かと契約しているのですか?」
ネ(あ、そうだ。やっと本音が出た。最初からこういえばよかった)
弩「ハイ」
ネ(やっぱりしてるか・・・うーむ、ここは単刀直入に行っとくか)
ネ「何て名の王ですか?」
弩「変わりましょうか?」
ネ「え?いいんですか?」
弩「かまいませんよー」
ネ「お願いします」
弩「―ィチェル―電話だよー」
ネ(ん?今なんかおそろしい名前が出なかったか?)
シ「ネビリム、「―ィチェル」ってもしかして・・・」
しかしおsんな二人の心配は、半秒後に聞こえてきた声で吹っ飛ばされた」
レ「もしもし」
ネ「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
レ「は?」
ネ「レッ、レッ、レイチェルsだったあああああああああああああああ」
レ「・・・」
ネ「ひぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
レ「おい、まず落ち着け。わけがわからん」
ネ「あ、はい・・・」
レ「早いな・・・で?」
ネ「ほ、本当にレイチェルsなのですか?」
レ「誰だ?さっきから名乗りもせずに無礼な奴だな」
今となっては少し心を開いたレイチェルだが、銀河、弩兵二代に渡って「鬼」と称され、「魂の絶対世界」でもレイチェルといえばほとんどの王が二、三歩後ずさりするほど恐れられていたほどである。その声には、初対面のネビリムを震え上がらせるには十分な威圧感だった
常人なら気圧されて話せなくなっていただろう。しかし流石は三王の一角である。ゴクリ、と唾をのんで、急いで自己紹介を始めた」
ネ「あ・・・ネビリム!「三王」、「綴命の使栄」シャルル・A・サスペンションの契約者、「連締の六忘星」ネビリムです!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少しの沈黙。1分だったかもしれないし、1秒だったかもしれない。やがて、レイチェルが口を開いた
レ「シャ、シャルル・・・殿?」
シ「え、ええ…」
レ「・・・・・・・」
シ「・・・・・・・」
また少しの沈黙。今回は3秒くらいだったかもしれない
レ「って・・・誰でしたかな?」
ドテッ!!
まず弩兵がすっころび、続いてますっぺもずっこけ、銀河が爆笑しだす。ネビリム側はあきれて声も出ないのか、沈黙を続けている
弩「いや!だから!今「三王」って言ってたじゃないか!!」
ようやく起き上がった弩兵が誠心誠意を込めて自身の宿す「王」に渾身のツッコミを入れる」
レ「あ?三王・・・?・・・・・・あぁ!!」
ネ「おそっ!!」
思わずネビリムも突っ込み、銀河がさらに爆笑、ますっぺも苦笑している
レ「思い出した。「山吹」のシャルル殿ですね?」
おもいっきり又はものすごい落ち着いた声でレイチェルが切り出す
ま「なんとか体裁を保とうとしてますね」
ネ「ですね」
弩「ね」
名だたる契約者三人に言われて、「魂の絶対世界」きっての「王」も流石に赤面したようで
レ「ええぃ!!うるさい!用件!さっさと用件を言わんか!」
などと恥ずかしがった声を上げる
ネ「^^;」
シ「えと・・・「炎の揺らぎ」のことなのですが」
レ「む」
やっと笑劇から出っして、落ち着きを取り戻したシャルルが第一声をあげる
シ「ギルド帳にあんなり大きく載せていて構わないのですか?「無限の杯」万が一「破滅希望者達」の残党が見つけてしまったら・・・」
レ「心配無用。我々以外では「炎の揺らぎ」の名前は見えない」
シ「と、いいますと・・・」
レ「ギルド帳に細工をした。照会文に書かれているパスワードを覚えてない者に見えないように・・・な」
シ「・・・? !!琴越のセレナーデ!?」
レ「その通り」
シ「あの「大戦」が終わった際に配られた言葉・・・こういう意味だったのですか」
レ「ま、そういうことです」
レ「ときに・・・ネビリムs、シャルルs」
シ「?何でしょう。「無限の杯」」
レ「同じ三王なのだから契約ネームでの呼びはよせ;それより、先ほど出た残党の件だが・・・「三王殿」での事件はものご存知で?」
ネ「三王殿」でですか?いえ、何も聞いていませんが。何かあったのですか?」
レ「うむ、実はな・・・」
ま「あいや、待った」
レイチェルがまさに話し始めようとした瞬間、絶妙なタイミングでますっぺが横から割り込んだ
レ「・・・何だね、ますっぺs」
不機嫌にレイチェルが聞く
ま「三王」のレイチェルsのお手を煩わすまでもありません。俺から話しましょう。会って話した方が早いですし、漏れる心配もないでしょう」
レ「そうか?では、頼もうか」
ま「了解w」
ネ「我々はギルド殿堂にいます。ただ、追われてるっぽいから「気配消失の式」をかけて来て下さい」
レ「追われてるっぽい・・・?」
ネ「ええ、一週間ほど前から」
レ「・・・・・・」
ネ「どうかなさいましたか?レイチェルs」
レ「む・・・いや、なんでもない。ますっぺs、頼む」
ま「あ、はい」
弩「じゃ、ネビリムs、一旦切りますねー」
ネ「はい」
プッ
ま「じゃあいきます」
銀「ごきげんよう、レイチェルw」
レ「ああ、銀河も」
ザシュ!!
三度足元から「桔梗」の炎を呼び出し、一目散とオシリア大陸へ飛び立った
弩「さて、レイチェル。俺らも―」
そういいかけて、自身が宿す「王」の気持ちの迷いを察知する
弩「・・・?どうしたの?レイチェル」
レ「いや、なんでもない。行こう」
弩「?うん」
ザッ!!
浄化です。いかがでしたでしょうか。第二十四章は。PCも本調子に戻り、そろそろSS復活です。またキャラクターの一喜一憂をお楽しみ下さいw話的には、序盤にレイチェルと銀河が再会し、いいムードであったときに内緒でネビリムsが割り込み、更にレイチェルのおとぼけのせいで一気にファルス(お笑い劇場)へと下落。前章では五冠「才気のオーロラ」デキストリンと三王「全を生みし者」ピエトロ&「王座の指定花」ロスカボスが「破滅希望者達」の復活を仮説として打ち立てました。レイチェルも気になることがある模様。これからどう変化していくのか?ご期待下さいwでは長くなりましたがこのへんで。いつも読んでくださっている読者の皆様に厚い御礼を でゎ
銀「久しぶりだね、レイチェル。俺だよ、銀河だよ」
弩「・・・!!!え・・・えぇぇ!?」
弩兵が口をパクパクと動かすが、声にならない。レイチェルもまた、驚愕の声を出した
レ「ほ、本当に、銀河…なのか?」
銀「はは…そう驚愕しなくてもいいよ、レイチェル、俺の声も忘れちゃったのかい?」
レ「何と…いうことか」
文字通り、レイチェルは絶句した。それほどレイチェルにとって銀河との再会は心に響いたのである
レ「銀河が王に…しかも「五冠」に…」
苦笑交じりの声で、銀河も言う
銀「レイチェルが驚くのも無理はないよ…;最初は俺も驚きの連続だったから…」
弩「レイチェル…ここでこんなこと聞くのもなんだけど、「魂の王」になる基準というのは…?」
レ「うむ…最初に言った通りそれはそのときの心境が問題なのだ。たいていの場合はとんでもない事を遣り残して亡くなった、ライバルと戦って敗れ、強い憤慨、怒りなどの感情を持っていたとき、その魂は「魂の絶対世界」吸い寄せられることが多い」
弩「つまり…」
銀「俺はバルログにやられる時に、強い念を抱いていた、ということになるんだ。残念ながら何を考えていたのはまったく思い出せないのだが…」
レ「というわけだ」
弩「成程…」
ま「まぁ、誰かさんと性格は似たのか、すっげー性悪でかなり苦労させられてるよ」
レ「誰のことかな…ん〜?」
ま「じょ、冗談でありますハイ」
銀「誰のことかな…ん〜?」
ま「そ、そういうのをいじめっていうんじゃないかな」
弩「あははははwww」
弩「はは…あ、ところで」
ま「ん?」
弩「さっきヘネシス中央上空で光の束が爆発しましたがあれは・・・」
ま「ギクッ!」
弩「ぎくっ?」
ま「あ、いや…えーと…ああ!ホラ、きっと花火大会だったんだよ!なぁ銀河!」
銀「え?ああ!そうとも!うん」
弩「光の束、「桔梗」色でしたけど…」
弩兵の目が細くなり、ますっぺの方に視線がロックする。勿論、ますっぺの周りを舞っている、「桔梗」の炎へと」
ま「ぅ…」
弩「じ――――――――――」
ま「ぇ…ぇぇと…たぶん見間違いかなんか…」
弩「じ――――――――――――――――」
更に目が細くなる
ま「ぐぅ…ぅぅ…」
弩「じ――――――――――――――――――――――――」
ま「わ、わかった!!い、いうからそんなに細い目で見ないでくれ!!」
弩(ふっ…折れたか)
ギュピィーンと弩兵の目が光る。後にますっぺはこの日の弩兵の目線を「まるでヒャダ○コを連射されたような冷たさを感じた」と評している
「さあどうぞ!」といわんばかりにニコニコと満面の笑顔をしている弩兵を見て、げっそりしながらも話し始める
ま「あれは「追跡対回」といって―」
オルビス―ギルド殿堂
こちらはネビリム、シャルルペア。オルビスはビクトリアから距離があるため、「追跡対回」の波動が届いていない
が・・・
ネ「はぁ?」
シ「えぇ?」
なんとも間の抜けた声を出して、二人が立ちつくす。何事かとギルド受付が覗き見るが、意にも解さないようにギルド帳を眺めやっている
ネ「シャルル・・・」
シ「ネビリム・・・」
ネ、シ「これ、どういうことだ!?」
二人の見ている先にあるのは、1つのギルド。「炎の揺らぎ」とかかれた、紫の炎が灯るギルドだった
そこにはこう書かれている
マスター 弩兵B
副マスター ロスカボス
ギルド員 知夏
ネ「おいおい・・・」
シ「・・・」
ネ「この「ロスカボス」って間違いなくピエトロsの契約者だよな」
シ「ええ、おそらくは・・・」
ネ「この「知夏」って間違いなくヒューリsの契約者だよな」
シ「ええ、おそらくは・・・」
ネ「こんな位の高い王達をまとめてる弩兵ってのはどこのどいつだ!?」
シ「さぁ^^;」
ネ「探し出してたっぷりお話してやんねーとな」
シ「まあまあおさえておさえてwなんか変なオーラでてるよw」
シ「単純に、内緒すれば早いんじゃない?」
ネ「あ、そうか。流石シャルル。頭いいな」
シ「少しは頭使いなさいwまあお馬鹿な契約者を持ってると嫌でもこうなるわねw」
ネ「むぅ、さっそくかけてみるか」
プルルルルル・・・プルルルルル
銀「それでですね・・・」
チャーチャララーチャララーラーラー♪
ま「電話ですよ」
銀「ですね」
弩「あ、ハイ」
ガチャ
ネ「!つながった!」
弩「もしも〜し」
シ「でたようね」
弩「なんでしょーか?」
ネ「貴方が弩兵s?」
弩「そーです」
ネ「炎の揺らぎ」のギルマス?」
弩「そーです」
またぽかーんとなる。おかしい、ありえない。なんでこんなのんびりしたような奴がピエトロsとヒューリsを傘下につけられるんだ。絶対間違っている
ネ「弩兵sは誰かと契約しているのですか?」
ネ(あ、そうだ。やっと本音が出た。最初からこういえばよかった)
弩「ハイ」
ネ(やっぱりしてるか・・・うーむ、ここは単刀直入に行っとくか)
ネ「何て名の王ですか?」
弩「変わりましょうか?」
ネ「え?いいんですか?」
弩「かまいませんよー」
ネ「お願いします」
弩「―ィチェル―電話だよー」
ネ(ん?今なんかおそろしい名前が出なかったか?)
シ「ネビリム、「―ィチェル」ってもしかして・・・」
しかしおsんな二人の心配は、半秒後に聞こえてきた声で吹っ飛ばされた」
レ「もしもし」
ネ「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
レ「は?」
ネ「レッ、レッ、レイチェルsだったあああああああああああああああ」
レ「・・・」
ネ「ひぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
レ「おい、まず落ち着け。わけがわからん」
ネ「あ、はい・・・」
レ「早いな・・・で?」
ネ「ほ、本当にレイチェルsなのですか?」
レ「誰だ?さっきから名乗りもせずに無礼な奴だな」
今となっては少し心を開いたレイチェルだが、銀河、弩兵二代に渡って「鬼」と称され、「魂の絶対世界」でもレイチェルといえばほとんどの王が二、三歩後ずさりするほど恐れられていたほどである。その声には、初対面のネビリムを震え上がらせるには十分な威圧感だった
常人なら気圧されて話せなくなっていただろう。しかし流石は三王の一角である。ゴクリ、と唾をのんで、急いで自己紹介を始めた」
ネ「あ・・・ネビリム!「三王」、「綴命の使栄」シャルル・A・サスペンションの契約者、「連締の六忘星」ネビリムです!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少しの沈黙。1分だったかもしれないし、1秒だったかもしれない。やがて、レイチェルが口を開いた
レ「シャ、シャルル・・・殿?」
シ「え、ええ…」
レ「・・・・・・・」
シ「・・・・・・・」
また少しの沈黙。今回は3秒くらいだったかもしれない
レ「って・・・誰でしたかな?」
ドテッ!!
まず弩兵がすっころび、続いてますっぺもずっこけ、銀河が爆笑しだす。ネビリム側はあきれて声も出ないのか、沈黙を続けている
弩「いや!だから!今「三王」って言ってたじゃないか!!」
ようやく起き上がった弩兵が誠心誠意を込めて自身の宿す「王」に渾身のツッコミを入れる」
レ「あ?三王・・・?・・・・・・あぁ!!」
ネ「おそっ!!」
思わずネビリムも突っ込み、銀河がさらに爆笑、ますっぺも苦笑している
レ「思い出した。「山吹」のシャルル殿ですね?」
おもいっきり又はものすごい落ち着いた声でレイチェルが切り出す
ま「なんとか体裁を保とうとしてますね」
ネ「ですね」
弩「ね」
名だたる契約者三人に言われて、「魂の絶対世界」きっての「王」も流石に赤面したようで
レ「ええぃ!!うるさい!用件!さっさと用件を言わんか!」
などと恥ずかしがった声を上げる
ネ「^^;」
シ「えと・・・「炎の揺らぎ」のことなのですが」
レ「む」
やっと笑劇から出っして、落ち着きを取り戻したシャルルが第一声をあげる
シ「ギルド帳にあんなり大きく載せていて構わないのですか?「無限の杯」万が一「破滅希望者達」の残党が見つけてしまったら・・・」
レ「心配無用。我々以外では「炎の揺らぎ」の名前は見えない」
シ「と、いいますと・・・」
レ「ギルド帳に細工をした。照会文に書かれているパスワードを覚えてない者に見えないように・・・な」
シ「・・・? !!琴越のセレナーデ!?」
レ「その通り」
シ「あの「大戦」が終わった際に配られた言葉・・・こういう意味だったのですか」
レ「ま、そういうことです」
レ「ときに・・・ネビリムs、シャルルs」
シ「?何でしょう。「無限の杯」」
レ「同じ三王なのだから契約ネームでの呼びはよせ;それより、先ほど出た残党の件だが・・・「三王殿」での事件はものご存知で?」
ネ「三王殿」でですか?いえ、何も聞いていませんが。何かあったのですか?」
レ「うむ、実はな・・・」
ま「あいや、待った」
レイチェルがまさに話し始めようとした瞬間、絶妙なタイミングでますっぺが横から割り込んだ
レ「・・・何だね、ますっぺs」
不機嫌にレイチェルが聞く
ま「三王」のレイチェルsのお手を煩わすまでもありません。俺から話しましょう。会って話した方が早いですし、漏れる心配もないでしょう」
レ「そうか?では、頼もうか」
ま「了解w」
ネ「我々はギルド殿堂にいます。ただ、追われてるっぽいから「気配消失の式」をかけて来て下さい」
レ「追われてるっぽい・・・?」
ネ「ええ、一週間ほど前から」
レ「・・・・・・」
ネ「どうかなさいましたか?レイチェルs」
レ「む・・・いや、なんでもない。ますっぺs、頼む」
ま「あ、はい」
弩「じゃ、ネビリムs、一旦切りますねー」
ネ「はい」
プッ
ま「じゃあいきます」
銀「ごきげんよう、レイチェルw」
レ「ああ、銀河も」
ザシュ!!
三度足元から「桔梗」の炎を呼び出し、一目散とオシリア大陸へ飛び立った
弩「さて、レイチェル。俺らも―」
そういいかけて、自身が宿す「王」の気持ちの迷いを察知する
弩「・・・?どうしたの?レイチェル」
レ「いや、なんでもない。行こう」
弩「?うん」
ザッ!!
浄化です。いかがでしたでしょうか。第二十四章は。PCも本調子に戻り、そろそろSS復活です。またキャラクターの一喜一憂をお楽しみ下さいw話的には、序盤にレイチェルと銀河が再会し、いいムードであったときに内緒でネビリムsが割り込み、更にレイチェルのおとぼけのせいで一気にファルス(お笑い劇場)へと下落。前章では五冠「才気のオーロラ」デキストリンと三王「全を生みし者」ピエトロ&「王座の指定花」ロスカボスが「破滅希望者達」の復活を仮説として打ち立てました。レイチェルも気になることがある模様。これからどう変化していくのか?ご期待下さいwでは長くなりましたがこのへんで。いつも読んでくださっている読者の皆様に厚い御礼を でゎ




